長岡京市の未来について~③コロナ対策×高齢者支援 高齢者に寄り添う
私の考える長岡京市のビジョンは、「長岡京市を京都で一番住みやすい街へ!」を実現するために、いくつかの政策を掲げています。
今回は、その政策の1つ、コロナ対策×高齢者支援を紹介します。
コロナ対策をする上で、接触を減らすことが推奨されています。
私は接触を減らすために、IT技術を積極的に活用することを提案します。
そこで注目しているのが、「マイナンバーカード」の活用です。
「マイナンバーカード」 というと、「コンビニで住民票を取る時に便利だな」とか、あまり活用する機会がないと思いますが、
実は、とても実用的なカードになります。
マイナンバーカードの具体的な利用としては、
<マイナンバーカードの利用先>
・健康保険証
・タクシーチケット
・福祉施設利用カード
・図書館利用カード
・健康マイレージ等のポイント制度 等々
・特別定額給付金のオンライン申請
「マイナンバーカード」の活用の将来性が少しは分かって頂けると思います。
長岡京市の現状の課題としては、 「マイナンバーカード」の普及が進んでいるとは言えず、政策も従来型の政策に感じます。
具体例を1つ紹介したいと思います。
〇【ケース1:タクシーチケット(マイナンバー活用):群馬県前橋市】 「マイタク制度(高齢者の移動支援)」
特徴:紙のチケットを廃止して、マイナンバーカードで利用券を電子化。
メリット:運営側(会社+市役所)の膨大な事務処理を簡略化+コスト削減。利用者の利便性向上。
デメリット:マイナンバーカードの普及までに時間を要する。

〇【ケース1:タクシーチケット(従来型):京都府長岡京市】 「高齢者等タクシー利用応援券」
特徴: 従来型の紙のチケット。 高齢者には馴染み深いが、400円単位なので使い勝手が悪い面もあり。
メリット:マイナンバーカードの普及を考えなくて良いので、導入が早い。
デメリット: 運営側(会社+市役所)の事務処理が多い+運用コストが高い。利用者の利便性も低い。

前橋市のマイタク制度は2018年1月から実証実験を始めています。さらに、当初はマイナンバーカードの普及も進まなかったこと
から、普及するために以下の工夫も議事録から見て取れます。
・従来型の「紙のチケット」と新しい「マイナンバーカード」のどちらも使用可能(導入から3年で新規登録は紙では不可)
・「マイナンバーカード」利用者は回数券増加
長岡京市でも将来を見据えて、紙のチケットだけではなく、「マイナンバーカードの普及」を進めていけるよう
提言していきたいと思います。