前回の選挙公約の振り返り~②身を切る改革(議員定数削減)

4年前の2017年に私が掲げていた政策について、複数回に分けてブログにおいて振り返りたいと思います。

今回は身を切る改革の議員定数削減についてです。

結論から言うと、

私の働きかけでは実現しませんでしたが、市民からの請願書をきっかけとし、自民系の会派の改正条例提出によって、実現しました。

私の前回の選挙公約では、

議員定数を24人から20人への削減としていました。

まず、議員定数削減を進めるにあたり、議会運営委員会で議論する必要があるのですが、議会運営委員会の参加要件に会派の結成がありました。

会派結成のためには、2人の議員が必要で、私は無所属の小谷議員と会派を組ませて頂くことになりました。

そして、当選直後の2017年の議会運営員会において、

議会改革項目として、「議員定数削減」と「政務活動費の後払い制」を提案しました。

議会運営委員会に提案しましたが、次回の議会運営委員会で取り下げることとなりました。

次回の議会運営委員会までには、もちろん他会派に対しての根回しも行いましたが、賛同は得られませんでした。

私は、自身の選挙公約に掲げていた 「議員定数削減」と「政務活動費の後払い制」 実現のため、取り組みましたが失敗に終わりましたので、2019年に会派解消することとしました。

そこから2021年、市民から働きかけにより、議員定数削減の急展開することとなります。

自民系会派から議員定数削減に関する条例改正案が提出され、

賛成14(西條、大伴、小野、上村、小谷、白石、進藤、寺嶋、冨岡、冨田、中小路、三木、宮小路、綿谷)、反対9(共産党、公明党、八木議員)により、可決となりました。

議員定数削減の実現したのは嬉しいことですが、中身の議論も十分にすることなく、可決に至ったことから複雑な気持ちでした。

今回の一連の流れを見て私が学んだことは、正攻法として正面から取り組むことが全てではないとうことです。

政治家として、あらゆる方面に働きかけ、目的を達成するには、私自身の実力不足を実感した経験でした。

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